きになる健康診断での血液検査と総コレステロールの基準値について調べてみました!

こんにちは、りえです。

 

先日の帯状疱疹の受診の際、念のために血液検査を受けました。
検査結果を見ながらの医師の診断と健康診断で気になっていた数値についても調べてみました!

 

それは、コレステロールに関する値です!

 


総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロールってなんだろう?

 

そして、健康診断の結果と共に付随してくる基準値についても調べるといろいろあります。高齢の父の食事にも役立つように、調べてみました。

 

目次

健康診断と血液検査

血液検査
毎年、会社で行われる健康診断での血液検査。

 

特に異常は出ていないのですが、毎回、コレステロール値にB判定が付いているのです。

 

毎年のB判定に気になりながら、放置していました。


今年の結果です。

  • AST(GOT)・・・19
  • ALT(GPT)・・・8
  • γ−GT・・・13
  • 総蛋白・・・7.2
  • 中性脂肪・・・49
  • HDLコレステロール・・・94↑
  • 尿酸・・・3.7
  • クレアチニン・・・0.59
  • 白血球・・・6.1
  • 赤血球・・・385
  • 血色素量・・・11.9
  • ヘマトクリット・・・36.1
  • 血糖・・・107

毎年HDLコレステロールが、高いと言う判定のもとBが付いています。これは善玉コレステロールなので、気にしなくていいらしいです。

 

そして、今回の内科での血液検査の結果がこちら。

 

  • AST・・・16
  • ALT・・・9
  • γ−GT・・・14
  • 総蛋白・・・7.3
  • 総コレステロール・・・221↑
  • HDLコレステロール・・・90
  • LDLコレステロール・・・111
  • 尿酸・・・4.0
  • クレアチ二ン・・・0.54
  • 白血球・・・45
  • 赤血球・・・415
  • 血色素量・・・11.7

 

徐々にコレステロール値が上昇傾向にあります。

 

コレステロール値が高いのは動脈硬化のリスクが高くなるんですよね!気をつけないと!です。

 

健康診断の結果とともに添付してあった基準値一覧表に記載のコレステロール値は、130〜220となっています。

 

これは食生活の見直しを考えないといけないのでしょうか?

 

りえは53歳、父は82歳。

 

りえと父の食生活の見直しが頭をよぎりました。ところが、医師の言葉は「コレステロール値は気にしなくていい」でした。

 

どういうことなんでしょう?それは、日本での基準値が現在の医学界の流れに沿っていないみたいなんです。

 

2014年に発表された日本人間ドック学会の基準値案

健康診断
今から3年ほど前に発表された、コレステロールに関する新基準値案というのが有ります。

 

今現在も基準値は変更されていません。

 


2014年の発表時点でも5年から10年の追跡調査を経て、基準値の見直しを検討していくとの見解でした。

 

2014年に日本人間ドック学会健康保険組合連合会が共同で発表したのは、男女でコレステロールの数値に変化をつける。さらに、女性は年齢によっても基準値を分けています。

 

現行の基準値は、男女同一です。

 

こちらが新基準値案です。

 

総コレステロール値
  • 男性・・・151〜254
  • 女性
  • 30歳〜44歳・・・145〜238
  • 44歳〜64際・・・163〜273
  • 65歳〜  ・・・175〜280
LHLコレステロール
  • 男性・・・72〜178
  • 女性
  • 30歳〜44歳・・・61〜152
  • 44歳〜64際・・・73〜183
  • 65歳〜  ・・・84〜190

 

この数値をみると、今までのコレステロールに対する考え方を緩やかにしてもいいのではないか?という気になりますね。

 

コレステロールの役割とは

血液
コレステロールとは、細胞を覆っている膜にくっついているものだそうです。体内の活動の原動力になる必要な成分だそうです。

 

コレステロールは、1日に1000〜1500mgは必要だとされていて、3分の2は体内で合成されているそうです。残りの3分の1が食物から摂取されます。

 

善玉、悪玉と分類されるコレステロールですが、これは人間がわかりやすいように役割によって呼び名をつけたもので、どちらも必要なコレステロール。善でも悪でもありません。

 

細胞の膜に張り付いているコレステロールは、血液の中を通って必要な場所に運ばれて行きます。

 

全身に運ぶ働きをするのが、LDLコレステロール。余分なコレステロールを回収するのが、HDLコレステロールです。

 

運びすぎて回収できないと血液中に蓄積して、動脈硬化を引き起こしたりするのです。

 

全身に必要なコレステロールを運ぶのも、多すぎるコレステロールを回収するのもどちらも欠かせない働きをしています。

 

コレステロールは細胞を覆って守っているので、少なすぎると細胞が弱ってしまうそうです。年齢と共に細胞も弱っていくので、細胞を守るコレステロールは、多いほうがいいそうです。

 

医学の進歩と共に従来の考え方も変えていかなければいけなくなっていくのですね。

 

頭は柔軟にしておこうと思います。そして、新しい情報の吸収もしていきたいと思います。。

 

シニアはコレステロールを積極的に取ったほうがいいらしい

桔梗
2017年の7月12日に放送されたあさイチに出演されていました・東京都健康長寿医療センター研究所副所長の新開省二さんがおっしゃっていました。

 

総コレステロールと寿命についての関係性の調査をされているのですが、コレステロール値が高い方が寿命が長くなるらしいです。

 

シニアとは、65歳以上。新開さんの推奨するコレステロール値はこちらです。

 

男性・・・180〜250
女性・・・200〜260

シニア世代の食事も年齢に合わせて変える必要はないそうで、お肉も魚も脂も取った方がいいそうです。

 

肉や魚、脂を控える食事をしているとかえって栄養失調になってしまうリスクが強まります。

 

こちらも血液検査で調べられます。

 

血清総タンパク(TP)の数値が極端に少なくなる傾向があるみたいです。

 

総タンパクの67%はアルブミン。アルブミンは、肉や魚などのタンパク質を元に体内で作られます。

 

アルブミンが少なくなると身体の免疫機能も低下します。

 

シニア世代こそ健康のためにも肉や魚などタンパク質を積極的に取るようにするのが大切。

 

そうなんだ!シニアの食事も現役世代の食事と一緒でいいのです。

 

野菜とかを多めにしなくちゃいけないのかと難しく考えていました。

 

もちろん年齢ごとの基礎代謝にあわせた、バランスの良い栄養豊富な食事を採るのが大切。

 


シニアだからって、変に変えなくてもいい。好きなものを食べればいい。

 

シニアは歯が弱ってくるから、柔らかさや食べやすさ、咀嚼や嚥下機能の低下にあわせた硬さや喉どおりは考えながら。

 

減塩、脂控えめ、かたくるしく考えないでゆるやかな食事を楽しんでいいんですよね。

 

 

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