こんにちは、りえです。
これは、40代も後半。 突然始まった、突発性難聴についての覚書です。 良ければ参考にしてください。 本当に辛かったし、治らないんじゃないかと思いました。
突発性難聴は、再発しないと言われています。2019年難聴の再発により、低音障害型感音難聴なのだと知りました。
目次
日常的な耳鳴りと突発性難聴のちがい
更年期の症状なのか、個人的な体質なのかはわからないけど、気づいたら耳の奥のほうで「キーン」という音がするようになっていた。
この耳鳴りは、いつからか?わからない間にはじまっていました。
日々の生活に電化製品は欠かせないですよね。たしかにいろんな電磁波が飛んでいるからかな?と軽く考えていました。
なんか音がするなあ、くらいの。まさに一つの老化現象、聴力は日々老化している。
でも、ある日。もっとひどい状態になりました。
突然聞こえなくなる突発性難聴
仕事が重なって休養が取れなかった頃。頭が重いなあ、熱っぽいな。身体がだるいな。でも、仕事休めない。
大事な、商談のイベントの日でした。
今から思うと、緊張もあったのかもしれない。立っていられないほどの、倦怠感と発熱。
そして、暗く深いトンネルの中にいるような重圧で耳が聞こえなくなっていました。特に低音が、聞こえない。電話の受話器から発信される「プー」の音がいつもと違っていた。違和感。
鼓膜が破れてしまったのではないか?深海の中をさまよっているような閉塞感。
人との対話はおろか、自分の声もはっきりと聞き取れず、どこか遠くの方でかすかに聞こえるという感じ。
ショックで、どうすればいいのかわからない。自分の身にとんでもないことが起こっていると思いました。
突発性難聴は、いつからその症状が始まったのかが、はっきりと自覚できます。すぐに耳鼻科に行きましょう。
耳鼻科の検査
耳鼻科では、鼓膜の検査。聴力の検査。視診。そして、突発性難聴との診断で、頓服薬の処方をされました。
後で、ネットで検索したところ、点滴だとか、注射での治療を行うところもあるらしい。
その方たちと、私の場合との違いはよくわからない。
鼓膜には異常はなし。聴力検査の結果は、低音が弱い。左の耳が特に聞こえない。
頓服薬は2種類。
はじめの3日間だけ寝る前に飲む薬と、血流をよくする薬の2種類。
そして、3日後に再度の聴力検査。
できるだけ、身体を休ませるようにとのこと。仕事も休む。
めまいはなかったが、頭の重みもとれないし、発熱があり身体も動かなかったので診断書をもらって、1週間やすむことになった。
休むまでにも2日は出勤しちゃいましたが。
低音が聞こえないし、ずっとトンネルの中にいるようで頭が重い。
突発性難聴の症状は、聞こえないと自覚してから48時間以内に治療を開始するのが、
鉄則みたいです。
早めに治療を開始すれば、ほぼ回復するようです。
3日後の検査での聴力は回復していました。
が、自分の感覚としては回復したと思えませんでした。
なぜなら、耳鳴りはずっと続いていたのです。
左から声をかけられたり、後ろから呼ばれてもわからないことがあります。
「聴力の感じ方は数字では表せない」と、医者から説明されました。
感覚は本人にしかわからないらしいです。
検査の結果は回復、聴力は回復しているのだと説明されました。治らないのじゃないかと思った難聴と耳鳴りも2年後には気にならなくなりました。
しかし、耳鳴りはその後も続いています。「キーン」というやつです。これは、一生付き合うのかなと思います。
突発性難聴(急性低音障害型感音難聴)
どうして、難聴がおこるのか?どうすれば治るのか?
原因については、はっきりとわからないようです。
風邪のような、ウイルス性の細菌感染が原因だったり、心因性(ストレス)だとも言われています。
どちらにせよ、症状があれば、できるだけ早く医療機関を受診し、検査し適切な治療を開始するのがのぞましい。
一番いけないのは、様子見てみようと思うことです。
時間が経つと、治療の選択肢が少なくなり、治療すらできないことがあるみたいです。
実際に、私のはじめに3日間飲んだ薬は、初期の段階でしか効かない薬だと説明されました。受診が遅いと薬すら処方できなくなるのです。
自覚症状がはっきりとでる、難聴はすぐに病院に行きましょう!