こんにちは、りえです。更年期障害の代表的な症状の一つにホットフラッシュがあります。りえも何年も悩まされています。夏は、本当につらいですよね。夏だけでなく、年中暑いです。
言葉では聞いたことがある、更年期やホットフラッシュって実際にどんなかんじなのか?経験者りえからの感想とこうすればもっと楽になったのになぁという後悔を込めた提案です。誰もが通る更年期を少しでも楽に過ごしてもらえれば嬉しいです。
ホットフラッシュの症状について
更年期の代表的症状と言われているのがこちらです。
- 肩こり
- 疲れやすい
- のぼせ
- ほてり・発汗
- 腰痛・腹痛
- 不眠
- イライラ
- 動悸・息切れ
- うつ・不安感
- めまい
この内の、のぼせ、ほてり・発汗がホットフラッシュと呼ばれているものです。
自分では制御できない突然ののぼせ、そして大量の汗が吹き出します。りえの場合は、朝、起きてすぐに起こりました。必ずです。毎日でした。まるで、激しい運動をしているかのように汗がながれます。それも、徐々にではなく一気にしたたり落ちます。
そして、日中どんなときにでも起こるようになっていきました。なにをしていても、どんな時にも場面とか時間とか関係なく突然にやってきます。
ホットフラッシュとは、よく言ったと思います。汗が吹き出す前には、前兆として身体の奥底からかーと燃えるようなほてりを感じます。あ!くる!とわかります。
りえは、ひたいからの汗がひどく、ダラダラと滝のように流れ落ちました。脇汗もひどかったです。ピッタリとしたTシャツは着れませんでした。拭いても拭いても汗は止まりません。
このほてりと汗は、数分でおさまります。だいたい5分くらいなんですが、長く感じてしまいます。動悸も同時に起こります。外気の温度とは関係ありません。冬でも起こります。真冬に一人、大量の汗をかいていると本当に恥ずかしいです。夏はさらにひどいです。外気の暑さと自分の内からの暑さのダブルパンチです。
りえは、もともと汗っかきで、日頃からハンドタオルを常に携帯していました。ですので発汗が目立つ症状でしたが、のぼせだけやほてりだけのホットフラッシュもあります。こちらも季節に関係なく起こるので、冬場は服装に苦労します。
本当に辛いです。この辛さは経験しないとわかりません。
どうして起こる?ホットフラッシュ「原因」はエストロゲンの減少
更年期のさまざまな症状を引き起こしているのは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少するからです。
閉経が近づいて女性ホルモンのバランスが崩れてきたことで、脳は女性ホルモンを作るようにと司令を出します。しかし、身体は加齢により、今までのようにホルモンを作ることができなくなっているので、身体と脳のあいだで混乱が起き、自立神経が変な働きをしてしまうのです。
自立神経とは、活動時に活発になる「交感神経」と休息時には「副交感神経」が働くという2つの自立神経が調整しながら身体を上手にコントロールしているのです。
その自立神経がうまく働かなくなり急にほてったり、のぼせたり、暑くもないのに汗をかくというホットフラッシュが起こるのです。
生理ってなくなったら、毎月のわずらわしさから開放されて嬉しいのだけど、身体には必要なものだったんですよね。早く、女性ホルモンが作られないことに身体がなれてくれればいいのになあ。
普段の生活に自立神経のことを考えたこともなかった。身体の調節をしてくれていたんですね。ありがとう自律神経。
どれくらい続くの?ホットフラッシュの「期間」
初めてホットフラッシュに出会ったときは、とてもショックでした。自分の老いを感じました。そして、ホットフラッシュの起こる間隔も短くなり、回数も増えてきました。一体どれくらいこの辛さが続くのか、本当に不安でした。
よく言われているのは、閉経を挟んだ前後10年が更年期と言われています。実際にりえの場合も、47歳ごろからほてりを感じるようになりました。冬でもアイスクリームが食べたくなる。氷をガリガリ食べる。49歳くらいから徐々に生理が減少。50歳からの5年くらい一番発汗の症状がひどかったです。
発汗だけで見ると、5年くらいがピークでした。あとは、徐々に少なくなっていきました。56歳の現在は、朝のほてりは今もあります。が、急激な発汗は、ほとんどありません。徐々に症状は軽くなってきています。45歳くらいからのプレ更年期、55歳くらいまでの更年期をまさに体感しました。
たしかに10年くらいでした。何事も個人差はあると思いますが、ひとつのサンプルとして読んでね。
ホットフラッシュを改善する方法
更年期のさまざまな症状の原因である、女性ホルモン(エストロゲン)の減少をカバーすればいいんです。
更年期の症状を改善する方法
- ホルモン補充療法(HRT)
- 漢方薬
- サプリメントなどの市販薬
10年間ホットフラッシュに悩まされてきたりえですが、まずはじめに婦人科を受診しました。47歳くらいのときです。血液検査で女性ホルモンを調べてもらいました。そして、漢方薬を処方されました。「まあよかったら一度飲んでみて」という軽いものでした。検査でのホルモンの数値も適正で、更年期障害ではない、そんなに悪い状態ではないですよ、と言われてあきらめたからです。
脳が混乱しているのだと理解していたら、脳が理解してくれるまで待つしかないですよね。
漢方薬は、しばらく飲んでみました。一ヶ月分くらいだったと思います。その後、通院はしませんでした。通院の時間が取れなかったことと、薬局で買って飲んでもいいかって思ってしまったのです。
りえは、ホットフラッシュ以外の症状がなく、比較的軽いほうだったのだろうと思います。ホルモン補充療法まで提案されることはありませんでした。漢方薬とサプリメントは手軽に試すことができる方法だと思います。
りえの汗に関する対処法
とはいえ、急激に発汗するのを止められないままの現状は、改善していきたいですよね。
ホットフラッシュで特に困るのは、体温調節がうまくできないこと。大量の汗をかいて気持ち悪いこと。人の目が気になること。汗から匂うのではないか?と気になること。
下着を速乾のものに変えました。パット付きのインナーなどたくさん試しましたが、パットで吸い取るのではなく、速乾の素材のものが一番良かったです。今はいろんな素材の下着がありますが、当時は登山用のインナーが一番でした。汗を吸ってもすぐに乾くのでびっくりしました。スポーツ用のインナーでもいいと思います。ちょっと高かったのでセールのときに購入していました。山ガールが流行りだして、可愛いものが増えたと思います。
ユニクロのエアリズムも年々進化していて、いいですよね。特にブラトップを愛用しています。汗がひどすぎて、普通のブラジャーはできなくなったので。濡れたままだと気持ち悪いし、ホットフラッシュが引いたあとは、逆に寒くなってきて、体調が悪くなります。その頃始めたヨガでも、ウエアがわりにエアリズムを着用しています。今では、年中インナーはエアリズムです。
服は、脇汗の目立たないフレンチスリーブを選んだり、明るめの色を選びます。グレーや黒のTシャツは汗ジミが目立つので着ません。
そもそもの汗を出ないようにすることができないか?と皮膚科にも行きました。ちゃんと制汗水を処方してくださいます。これ、かなり良かったです。
液体で脇に塗ります。匂いも抑えてくれます。でも、病院に行くのが面倒くさいんですよね。で、市販のもので落ち着いたのは、制汗パウダーです。全く脇からは汗をかきません。で、違うところから汗は出るんですよね。
さらに、年齢を重ねるとなんとも言えない体臭がしてきます。加齢臭。これ、汗と深い関わりがあると思います。更年期とともにパワーアップします。これを和らげるためには、バラのサプリを飲んでいました。身体からいい香りがします。香水とは違った残り香が良かったです。体臭の変化は、35歳くらいから徐々に感じていました。
- 汗を吸収してくれて速乾する肌着を着る
- 脇汗の目立たないスタイルをする。
- 汗を抑えるスプレーやパウダーを使う
- 皮膚科で制汗水を処方してもらう
- サプリを飲んで体内から匂いの対策をする
女性ホルモンのような働きをするサプリがあるらしい
体臭を良い香りに変えることに一定の効果が感じられたので、サプリは使えると思います。ドラッグストアでもたくさんのサプリが売っているので、手軽に試すことができますよね。りえも、ローズエキス、ブルーベリーを飲んでいます。
今試してみようと思っているのが、エクオールという成分のサプリです。大豆イソフラボンから腸内細菌かをへて作られる成分らしく、女性ホルモンと似た働きをしてくれるそうです。自分の腸内細菌がこのエクオールを作ることができる人と、できない人がいるらしく(だいたい2人に1人)「ソイチェック」という検査キットで調べられるみたいです。
自分でエクオールを作ることができれば、大豆イソフラボンを摂取すればいいし、作ることができなければ、エクオールを取ればいい。ということで、まずは自分の腸内細菌を検査してみるのがいいみたいです。そういえば、あさイチで紹介されてました。自分の腸内細菌をチェックできる時代になったんですね。日々進化しています。情報は大事だ。
エクオール サプリを試してみる