こんにちは!りえです。
はじめて受けた人間ドック。だいたい3週間後にレターパックで診断の結果が、届く予定でした。
生検の結果もあるし、どんな感じで送られてくるのか?などなど。気にしてないつもりでしたが、やっぱり毎日ポストをのぞいていました。
そして、ついに。検査結果が届きました!
人間ドック検査編から読む


人間ドックの診断結果
研究レポートのような体裁で、ファイリングされています。通知簿っぽい感じです。AからEまでの判定が印字されていました。
判定結果 | 項目数 合計28 | |
A | 異常なし | 16 |
B | 軽度異常 | 4 |
C | 要経過観察 | 4 |
D1 | 要治療 | 0 |
D2 | 要精密検査 | 2 |
E | 治療中 | 2 |
今回の総合判定は、D2の要精密検査でした。
受診日にすでに聞かされていた診療科でのD2判定が2つ!胃カメラでの生検と婦人科診察での「ポリープ」の発見です。
判定的には重くみえますが、リカバリーができているのでおおむね良好と思っています。
今回、とくに気になる結果は、C判定の項目です。では、検査結果をふりかえってみたいと思います。
C判定「要経過観察」
- 耳鼻科
- 尿検査
- 肝臓
- 血液検査
1、耳鼻科
1000Hz | 4000Hz | |
右(dB) | 25 | 35 |
左(dB) | 20 | 40 |
左耳が難聴で聞こえていないらしいです。
自覚はありませんが、突発性難聴を発症してから、聞き間違いは増えたなあと思います。今は全然気にしていなかったのですが、ちゃんと聞こえていないようです。
とくに、左耳は高音の4000ヘルツが40デシベルという結果でした。電話を聞く方の耳が左なので、不便だなあと思います。
右側で、電話を受ける習慣がないので、どうしようかなあととまどっています。今後イヤホンで音楽を聴くのは、やめておこうと思います。
失った聴力は、戻らない。
ずっと、ミュージック携帯を楽しんでいた30代の自分に知らせてあげたい。さいきん、コンビニの店員さんの言う金額をよく聞き間違います。
理由がわかりました。
難聴がすすんでいたんです。レジの若者よ!ゆっくりと大きい声で言ってください!見かけは若いですが、50代には聞こえてないんです!
2,尿検査
結果 | 基準値 | |
潜血 | 2+ | ー |
ウロビリノーゲン | ± | ー(±) |
赤血球 | 5−9 | 1未満 |
白血球 | 1−4 | 〃 |
硝子円柱 | + | ー |
蛋白 | ー | ー |
腎臓の機能がもともと弱いので、いつも健康診断でひっかかります。
赤血球、白血球がまじります。精密検査をすると、とくに病気と言う結果ではなく、いつも要経過観察となります。
若い頃から、血液の比重が足りずに献血ができませんでしたが、これも理由のひとつだったのでしょうか。
3,肝臓
腹部超音波 | 肝臓ー脂肪肝 | 肝臓ーのう胞(17㍉) |
これが、いちばんびっくりしました。
40代の頃は、毎日晩酌で、焼酎をロックで飲んでいました!さいきんは、寝付きがわるくなったので、晩酌をやめました。
肝臓が悪くなってきているのか?と心配したのですが、これは40代以降の女性が人間ドックを受けた際によくある診断のようです。
定期的に検査をしていくのが、いいという事でしょう。肝臓は沈黙の臓器なので、症状があらわれません。人間ドックならではの、結果が出ました。
4,血液検査
検査結果 | 基準値 | |
白血球 | 51 | 32−85 |
赤血球 | 408 | 360−489 |
血色素 | 12.0(L) | 12.1−14.6 |
ヘマトクリット | 36.4 | 35.5−43.9 |
MCV | 89.2 | 80−100 |
MCH | 29.4 | 27−32 |
MCHC | 33.0 | 30−35 |
血小板 | 31.3 | 13−34.9 |
UIBC | 328(H) | 180−270 |
ヘモグロビンが少なくUIBCが多いという結果でした。どうも、鉄分が不足しているらしいです。バセドウの検査では、貧血はないと言われていたので意外でした。
鉄分を取るように、食事に気をつけたいと思います。ひじきとか小松菜を食べます。
D2判定「要精密検査」生検の結果
人間ドック受診時に生検に回していた胃カメラによる「ポリープの切除」について。
「上部消化管組織検査結果により、悪性所見は見られません。」
婦人科の細胞診は、NILM
「子宮頚管ポリープの要精密検査」
これは、診断結果後に、近くの婦人科に受診し、その日のうちに切除しました。ポリープは小さいとのことでした。
子宮内や、卵巣の超音波での確認も異常はなし。ポリープの生検結果は、さらに2週間後です。電話で検査結果を問い合わせました。良性とのことでした。
ひとまず安心しました。
B判定「軽度異常」
- 心電図
- 肝機能検査
- レントゲン
- 糖代謝検査
1 心電図
安静心電図 | 右軸偏位 | 反時計方向回転 |
とくに気にする必要はなさそうです。
2 肝機能検査
総蛋白 | 7.3 | 6.5−8.0 |
アルブミン | 4.2 | 4.0以上 |
A/G比 | 1.40 | 1.10−2.0 |
総ビリルビン | 0.7 | 0.2−1.2 |
直接ビリルビン | 0.1 | 0.1−0.3 |
AST | 18 | −30 |
ALT | 11 | −30 |
ALP | 177 | 115−359 |
ΓーGTP | 11 | −50 |
コリンエステラーゼ | 492 (H) | 200−440 |
コリンエステラーゼが多い⇒脂肪肝バセドウ病の人は多くなる傾向があります。肥満に気をつけたいと思います。
3 胸部X線
右上肺野ー陳旧性炎症
以前かかったらしい肺炎が、治った影があるようです。小さい頃、気管支がよわかったのですが、肺炎になっていたとは知りませんでした。
4 糖代謝検査
空腹時血糖 | 85 | 60−99 |
HbA1c(NGSP) | 5.7 (H) | −5.5 |
血液では、過去の血糖値がわかるようです。空腹時の血糖値が正常でも、血糖値に変動が大きいのかも知れません。
気をつけたいと思います。
炭水化物が好きです!最近2キロぐらい太りました。野菜を取るように改善したいと思います。
まとめ「人間ドックは定期的に受けるべき」
人間ドックは、自分の身体のメンテナンスのために有効だと思いました。
脂肪肝や、貧血、空腹時血糖値と平均値の相違も血液検査でわかりました。過去の病気のこんせきが見えたり、先の生活の改善策もはっきりしました。
早期発見、早期治療。
健康寿命をのばすための自分でできること。自分のタイミングで、定期的でも、一度だけでも受けたい時に受ければいいと思いました。
自分では、とても満足しています。
しかし、胃カメラは病気以外では受けたくありません。2週間くらいノドに違和感がありましたし、いまだに恐怖はのこっています。病気でないのに、食物以外のものを食道に通さないでいいと思います。
私の人間ドック体験は、会社員でいるうちに受けておこうと実施したものです。費用も高額ではありますが、一度は体験してみる価値はありました。
若いときの無理は、40代以降の身体に影響を及ぼしてくるのだと実感しました。適度なお酒、適度な食事、適度な運動、健康で長生きしましょ。
今回受けた人間ドックの検査項目に追加したら良かったと思うもの
- 超音波検査(婦人科、甲状腺)
- ピロリ抗体検査
- 血液検査(TRAb)
