こんにちは、りえです。なんだか、最近鏡の中の自分にがっかりすることが増えてきたと思います。
今日は、50代だからこそ「おしゃれに暮らす」ためのクローゼットを考えてみたいと思います。
更年期世代だからこそ、これからの20年を豊かに暮らしていきたいなあと思っています。
そう思わせてくれた本を2冊、ご紹介してみたいと思います。
目次
わたし、片付けが苦手です!
もともと家事が苦手です。ずっと正社員で働いてきたという言い訳もあります。子育ても仕事も家庭も、手を抜けるところはすっぱりと抜いてきました。
一番、手を抜いたのは、家事です。子どもが1歳になるころまでは、育児休職で子育てに全力投球しました。
小学校に入るまでは、時短勤務を選択。その後は、すぐにフル勤務にもどりました。仕事が楽しかったんです。
デパートは、盆も正月も仕事です。ゴールデンウィークもクリスマスも勤労感謝の日も仕事していました。
年末年始は、かきいれどき。大掃除もおせち料理も仕事を言い訳に、まともにしてませんでした。
バブルを経験している世代の私も、気づけば50代になっていました。いつの間にか、子供も成人していました。
残ったのは、散らかり放題の我が家でした。
いつかは、スッキリと片付いた素敵な部屋に住んで優雅に暮らしたい!そう思って、片付けに良いという売れ筋の本を愛読するものの日々の生活に押され実践しないまま。
人は、必要に迫られなければ動かない。先延ばしにする。両親の介護が始まって、さらに強く感じました。
片付けなければ!いつ、なにが起こるかわからないから。今、はじめよう!と思う。
まずはクローゼットのリセット!
久しぶりに、鏡を見るとくすんだ顔の自分がいる。色が白いと言われて、いい気になっていたが、紫外線と年齢にはかなわない。
日本人は、黄色人種だ。うっすらと黄ばんできている。顔はシミだらけだ。
この顔に合う服が、自宅のクローゼットの中にあるだろうか?クローゼットを眺めてみる。
何度か、チャレンジした片付けは、思えば年齢を意識したものではなかった。50代の自分と向き合うことから逃げていたと思う。
50代こそ、ファッションのリセットをするときなのだと思う。
いつまでも、若くいたいと言う気持ちが強くて、着続けている洋服たち。本当に似合っていると言えるのだろうか?
ずっと好きで着ていた洋服たちを、これからの10年先を楽しく過ごせるようなものにしていきたいと思う。
「クローゼットの引き算」
参考にさせてもらった本が2冊ある、一つが「クローゼットの引き算」
自分の行動に合わせて、ファッションを見直すという本だ。
現状の自分の行動範囲を知って、必要なファッションを「理想のコーディネート」として見える化しようという手順が丁寧に書かれている。
そのために、自分のクローゼットを分析するためのワークシートも用意されている。すべてをシートに書き出していくことで自己分析をする。
家計簿をつけたり、日記をつけたりするのが好きな人にはいいと思う。実際のワークシートも本を参考に自作してみた。
一ヶ月の行動と服装をリスト化するシート。これ以外にも、たくさんのワークシートが用意されている。
全部していると、一ヶ月くらいはゆうにかかってしまう。それくらい、クローゼットの整理をするためには時間も準備もかけて根本から見直そうという本だ。
それぞれの世代で必要な条件も環境もちがうので、クローゼットの構成を考えるための自分の基となるものを知ることが出来る方法だと思う。
子育て世代に必要なもの、共働き世代に必要なもの、引退後の生活に必要なものは違ってくる。さらに、理想のコーディネートとそのために必要なアイテムを細かく書き出していく。
さまざまな過程をへて、やっと実際のクローゼットの整理をしていく。その方法は、定番の全部出して仕分けするというやつだ。
「いる」=◎
「いらない」=✕
「わからない」=△
さらに、「いらない」ものはなにが原因かをはっきりさせて二度と同じいらないものを買わないようにと訴えかける。
「わからない」と悩むときは、「靴」に相談する。お気に入りの靴に合うかどうか?が判断基準になるのだ。
なるほど!です。
お気にいりのアクセサリーも小物もすべて書き出す。結構、大変だけど達成感はえられる。
「クローゼットの引き算」おすすめポイント
- 行動ワークシートで服のライフスタイルを書き出す
- 理想のコーディネートを考える
- 数でなく活用できる服を残す
- 迷ったら靴で選ぼう
「50歳、おしゃれ元年」
もう一冊は、スタイリストさんの本です。同じくバブル世代の幻想をもつ世代の視点で書かれている。
とくに、「35歳のころの幻想」「経年変化」と言う言葉に目が行く。
若い頃には、どの服を着ても似合っていました。いまは、試着室でげっそりしたり、がっかりします。本のなかにたくさんの共感ポイントがあって、楽しく読める。
服が似合わなくなったのは、服が悪い。自分の体型の変化に気づかないふりをしています。
腰の位置、脂肪のつき方、さまざまな要素がかさなって、似合う服が確実にへってくる。
服だけでなく、髪型も、メイクも。
似合わない服を、あきらめながら着るのではなく、似合う服を気持ちよく着るためのクローゼットをリセットしようと決意させてくれる本だ。
バブルを経験した50代のファッションの軸は、ファッション誌が提案し続けてきた「1ヶ月コーディネート」だそうです。
毎日違う服を着るべきだという思い込み。
その思い込みを捨てることが、クローゼットをスリムにする鍵になる。
過去の栄光が、クローゼットにあふれている。
だから、50歳からは、気に入った服をヘビーローテーションで着てもいい。いつも同じ服でも、とても似合っていて、自分が満足できる服ならそれでいい!
ファッションに対する考え方をリセットすると、気持ちが楽になってストレスがへる。乱暴に要約するとこんな感じです。
「50歳、おしゃれ元年」お気に入りのポイント
- 全員をきれいに見せる服はない
- オールスタメンのヘビロテ服を厳選したクローゼットをめざす
- 迷ったら「靴」と「胸」で選ぶ
- 一生モノはない(バッグは例外とのこと)
- 買い物は、気力・体力・時間のあるときにする。
やっぱりシンプルに暮らしたい
ものがない、スッキリとした部屋で暮らしたい。ときどき思い出したように、部屋の模様替えをする。押し入れを片付けたり、クローゼットを整理したり、台所を磨いたり。
りえは、夜中に部屋の模様替えをするのが好きでした。
そうやって、人は生活している。
ひとそれぞれ、生活スタイルも環境も家族構成もちがうから、同じような整理整頓はむずかしい。
みんなが、それぞれの方法で自分のふに落ちるかたちで整理整頓をすればいいと思う。
自分が気持ち良いと感じる暮らしがいちばんすてき。50代だからこそ、輝く女性でいたいと思う。
素敵な本と出会って、自分の生活がもっと豊かになるといいなあと思う。
実践したら、また記事にしてみようと思います!