賞味期限と消費期限、そして販売期限のちがいについて

こんにちは、りえです。
デパートに勤めてはやうん十年。様々な売り場を経験させていただきました。

 

取り扱い商品を大きく分けると、衣料品、雑貨、食品です。そのうち、りえが得意とするのは、雑貨部門です。

 

私たちには日常の事ですが、それぞれに販売する側から見た、ある決まり事があります。

 

今回は、食品について。

 


担当になってから初めて知った事を、消費者目線も加えて、お伝えしてみたいと思います。

賞味期限と消費期限のちがい

お買い物をするときに、気をつけるのはこの「〇〇期限」の日にちですよね。いろんなパックされた食品には、この〇〇期限が印字してあります。

 

加工食品を販売する時には、必ずこの〇〇期限の日にちをつけなければ、販売出来ません。

 

食品偽装問題もいろいろと取り沙汰されることも多いですし、日本の消費者の皆様はとても厳しい目を持っているのでご存知だと思います。

 

品質表示の法令もあり、原材料名、アレルギー表示、栄養成分の表記などが定められているのですが。

 

賞味期限と消費期限の違い

 

賞味期限は、おいしく召し上がっていただける期限。

 

消費期限は、その日までに召しあがってくださいの期限。

保存状態にもよりますが、賞味期限を過ぎてもすぐに廃棄しなくても食べていただけるものが多いです。消費期限は、過ぎたら劣化しますので廃棄していただいたほうが望ましいです。

 

日本の皆様は、敏感に反応されるのでありがたいのですが、販売するものも気が抜けません。販売担当者は賞味期限、消費期限の管理を時間との戦いの中で行なっています。

 

ともに、期限ギリギリまで販売出来るかと言うとそうではありません。

 

販売期限という3分の1ルール

商品販売の大原則、先入れ先だし。

 

さらに食品には、賞味期限、消費期限が明記されています。消費者の手に渡ってからでも、おいしく召し上がっていただく為に販売期限を決めています。

 

ついつい、スーパーなんかでお買い物をする時に、新しい日にちの物を棚の後の方から引っ張り出してきて購入したりしちゃいますよね。

 

でも、先に仕入れしたものは先に販売したい。なぜなら、販売期間が存在するからです。その期日を過ぎたものは「廃棄」しなければならないという暗黙のルールがあるからです。

 

日本では「食べられる状態なのに、大量に廃棄されている」という食品廃棄の恐ろしい現実をご存知でしょうか。

 

日本は、年間1,900万トンとも2,700万トンとも言われる世界でもトップクラスの食品廃棄大国です。これは、家庭からの廃棄も含まれている数字です。

 


その内、販売時点での「食品ロス」の廃棄は500万トンから900万トンくらいらしいです。想像できないくらいの大きい数字です。

 

日本の商習慣の一つ。製造元が決めている販売期間をなによりも優先するのですが、「3分の1ルール」という商習慣が存在します。

 

製造日から賞味期限までの「3分の2」の期間が、販売出来る期間と言うルールです。

 

お弁当とか、消費期限が短いものは時間単位で決められています。「食品ロス」を出来るだけ少なくする為に、値引きシールを貼って販売したりするのです。

 

「食品ロス」の軽減を各メーカーも取組みを強化しています。賞味期限の設定を見直したり、販売期限の見直しにも取り組んでいます。

 

洋服や家庭用品には、消費期限がありません。

 

服にはバーゲンがありますが、売れ残ったとしても廃棄はしません。キャリー品として、翌年に販売したり、お買得袋の内容になったりします。

 

特殊なのは、ワイン。賞味期限はありません。記載もありません。熟成することによって飲み頃を作り出します。製造メーカーが出荷するまでに熟成させるので、お店で買った時が飲み頃だそうです。

 

自宅で保存する場合は、蔵のような薄暗いところに13度くらいの温度が一定な、湿気のない場所に保管するのがいいそうですよ。

 

食品は、買ったらすぐに消費する。

 

冷蔵庫に入れっぱなしで忘れちゃってる、ってことのないようにしていきたいです。家庭での食品の廃棄をできるだけ少なくしたいですね。

 

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