ギフトアドバイザーが解説する「お中元」のデパートならではの活用法

こんにちは、りえです。りえが長年働いているデパートでも大きな商戦が「お中元」や「お歳暮」です。今回は、お中元について解説しちゃいます。

 

皆さんは、「お中元」されていますでしょうか?

 

お世話になった方に、季節のご挨拶も兼ねてお品物を贈るしきたりです。デパートでの「お中元」って、なんだか普段利用しないしちょっと割高な気がするかも知れませんよね。

 

でも意外に知られていないのは、デパートの価格表示は税込み価格なんですよ。

 

目次

後から、税金を足さなくていいです!なぜなら、百貨店協会加盟店は、総額表示をするという決まりだからです。ここが、スーパーさんとの大きな違いになるのですが、見た目の価格に惑わされないでくださいね。

 

デパートのほうが安いこともあるんですよ。

 

その時だけのデパートならではの美味しい特選ギフトもたくさんあります。自分への贈り物として「お中元」商品を利用する人も増えているようですよ。

 

産地直送、送料込みギフトなどなど、カタログを見るだけでも楽しくワクワクしますよね。年々、ギフトセンターの開設も早まってきています。

 

毎年6月中は、早割、送料込みなどお得なキャンペーンもあり各デパート力を入れています。

 

 

もともとは古代中国の三元節の一つの「中元」

最近の中国には、「爆買い」や「PM2.5」など悪いイメージがありますが、様々なしきたりなど中国から伝わった物がたくさんあります。

中国の「三元節」とは旧暦の1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」と呼びます。

神にお供え物をして、お祝いをしたのだそうです。

特に「中元」は贖罪の日として、1日中庭で火を炊いて神を祀る習わしがありました。

中国から、伝わった「中元」と日本の「お盆」が時期も近く、先祖への供養と両親、親戚へのお見舞いや、仕事関係でお世話になった方、知人に品物を贈る風習として「お中元」が定着したのです。

「お中元」贈る時期はいつ?

地域によって、違いがあるのですが、全国的には7月に入ってから15日の間に贈るのが一般的です。

「早いほうがいい」とか、「ちょっと遅めで」とかは、お住まいの地域の習わしがあるのでお近くのデパートで尋ねてみてください。

東日本と西日本で約1ヶ月ほどの開きがあるのですが、最近は7月15日までに贈るのが一般的になってきています。

7月15日以降は「暑中お見舞」、立秋(8月の上旬)を過ぎると「残暑お見舞い」として贈ります。

「お中元」に贈るお品物は何がいい?

もともとは、うどんや素麺などの麺類や、果物を先祖のお供え物として贈ったり、初盆に合わせて線香を贈ったのが、習わしのようです。

 

どこのデパートも、分厚いお中元カタログを作成しています。メーカーと協賛した「特選ギフト」や「産地直送」のスイーツや果物、生鮮食品などが色とりどり。お世話になったかたのお好きなものを選んでいいですよ。

 

各デパート限定のお品物も多いです。どこも一緒!ではないのです。

 

お中元ギフトセンターは6月の上旬くらいから開設されるところが多いと思います。7月に入ってからは混みあうので、6月が比較的空いています。

 

6月中は、早期受注に力をいれていたり、いろんな割引があったり、送料が値引きになったりとお得に利用していただけます。

 

各デパートとも、かなり力を入れて取り組んでいますので、どんなサービスがあるのか比べて見るのも面白いと思います。

 

 

お中元カタログは、見ているだけでワクワクするような、美味しそうな産地直送のスイーツやお肉、 特選のビール焼酎、地酒、ブランド牛など盛りだくさんです。

 

普段はネットでお取り寄せを楽しんでいる方も、この時期はデパートでも、送料がお得になるところも多いですし、試食もたくさん用意しているので、実食して確かめられます!

 

もちろんネット販売にも力を入れるようになってきていますので、 各社HPを見比べてみるのも楽しいです。ネット限定での割引商品もあります。

 

デパート各社ならではの限定商品にも力を入れています。メーカーさんとのコラボもあるので、デパート限定がおススメです。

 

もちろん配送の日時も指定できますので、 自分や家族へのご褒美に美味しいものの贈り物を楽しんでみるのもいいですね。とは言え「やっぱりビール!」や素麺が人気ですね。

 

ビールと一緒に牛肉や鮮魚を詰め合わせた特選ギフトもあります。

 

毎年の定番もいいです。いつものお品物を待っているかも知れませんね。今年はちょっと違った物を、と言う場合には地域の銘菓、特産の食材を贈ってみてはいかがでしょう。

 

また、先方様にお品物を自由に選んでいただけるカタログギフトにもグルメバージョンとか、地域限定バージョンとかバリエーションが増えています。

 

なにより贈る相手の事を考えてお品物を選ぶのが一番です。大変ですけど楽しくもありませんか?

ギフトセンターは「お中元」以外も送っていいんです!

 

デパートの強みがギフトという時代ではなくなって来ていると思います。各デパートを利用する良いところは?

 

デパートのギフトセンターでは、前回のお品物が一覧で見れるギフトシステムを利用しているところもあります。お品物に迷ったら前回の利用履歴を見るのも便利です。宛名もプリントアウトされるので、時間も短縮できます。

 

毎年ご利用されていると履歴が残ります。前回のお品物もわかりますので、とても便利だと思います。

 

各階の売り場では手書きの配送伝票を使用するので、たくさんのお届けにはPCで入力できるギフトセンターのシステムが便利かと思います。

 

お中元ギフトセンターという名称ですが、冠婚葬祭全般のギフトに対応しています。一括で賜りますが、配送を準備するのは、担当の売り場です。掛け紙もお品物一つからお付けしますので、一度に様々なギフトの配送を賜ることができます。

 

結婚のお返しも出産のお返しも一緒に出来ます。持ち帰りのギフトも利用できます。お品物によっては、売り場で対応するものもありますので、詳しくは担当にお尋ねください。

 

指定配達が利用できますので、早く来て頂いても大丈夫です。お悔やみごとにも利用して頂いて大丈夫です。配送についてのご要望には出来る限りお答え致しますが、時間指定が出来ないお品物もあります。

 

再配達はできるだけ避けたいという風潮が、最近のお客様との対話の中で出てきているのは、嬉しい変化です。特に時間を指定しないでの配送は増えてきています。

 

ただ、賞味期限の短いお品物は、指定配達を利用して頂くのが良いかと思います。先様ともご相談出来ますと幸いです。

 

お気軽にお近くのデパートをご利用ください! 笑顔でお持ちしています。

 

りえもギフトセンターが開設される頃には、売り場から応援に駆り出されます。いろいろな売り場の担当者がギフトセンターの運営をサポートしています。

 

皆様のお越しをお待ちしています!

 

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