母の「介護老人保健施設」入所

こんにちは、りえです。

 

脳梗塞で入院中の母も、救急搬送されてから1年と3カ月。一時は、表情も虚ろで一切食事をとらず、点滴のみで過ごした日々もありました。

 

胃ろう造設後、体力も持ち直し退院、そして老健入所の運びとなりました。

 

この先、ずっと入院なのか?と不安に思う日もありました。退院できる日が来ました。一歩前進です。本当に良かった。

 

退院、そして介護老人保健施設へ

母が胃ろうを造設したのは、秋です。発症から、約1年。転院も2回しました。中心静脈の点滴、経鼻経管栄養への切り替えを、そして胃ろうを造設しました。

 

やせ細った母の腕も、力が入らなかった足も徐々に回復。ベッドの上で、身体を動かせる力が出てきました。

 

経口摂取のリハビリも開始しています。発症時、元どおりにならないと医者には言われました。

 

でも、少しだけでも自分の意思で動いて欲しいと家族は願う。胃ろうだけど、すこしだけでも口から食べれるようになって欲しい。そう願いつつ、見舞いに通いました。

 

そんなある日、病院のソーシャルワーカーさんから「老健」の見学をすすめらた。胃ろう造設から2ヶ月後の事。

 

転院ではなく「次は老健」

 

そして、いずれは自宅への帰宅。今はまだ、自信は無い。でも、ちょっとずつ頑張ってみようと思う。先は長い。

 

老健を見学

 

老健の申し込みから入所まで、我が家の場合は3ヶ月くらいかかりました。

 

まずは、見学。老健の雰囲気を知るところから。一度にたくさん見てしまうと混乱するし、疲れる。

 

休みの日に、ひとつ、2つと、まわる。行くと見えてくるものが有る。地域性、環境、ムード。

 

築年数で微妙に受ける印象も違う。相談員さんのカラーも違う。個性がある。

 

それからの申し込み。

 

「枠がない」とか「待機で」と言われ、なかなか入所は出来そうになかった。ここで、胃ろう造設のハンデを感じた。施設によって、胃ろうの受け入れ体制が、明らかに違う。

 

初めから拒否するところもある。

 

看護師の体制とか、夜間の人員の問題とか、さまざまな理由を言われた。施設の選択は、リハビリの内容を第一に考えて申込みをしようと思う。

老健入所の流れ

申し込む

 

老健の入所までの流れは、申し込み、面談、判定会議、入所という感じ。

 

申し込みまでに見学を勧める病院が多いと思う。「老健」=介護老人保健施設は、在宅を視野に入れたリハビリを重点的に行う介護施設だ。

 

入院後の患者の運動機能の回復を支援してくれる。

 

連携する老健を持つ病院に入院していれば、スムーズに入所できる。母の入院先は、老健を持っていた。そのまま、入所という流れになると安心していたが、胃ろうの枠がいっぱいだと言われた。

 

なかなか難しい。

 

回復リハの病院にも、転院時期を逃して入れなかった。ひとまず、入所申し込みをしておいて、順番待ちの状態で入院していても良いのか?

 

ただ、母の場合は、病院で受けれるリハビリに限りがあった。

 

ひと月に13単位。3日に一回の割合だ。病院でリハビリが受けられる期間は、発症から起算して決められている。

 

期間を逃すと、リハビリが受けられない。効果が無いと言うことなのか?結果、寝たきりになるようなシステムだと思う。

 

それでも、老健ならリハビリが出来る。

 

入所3ヶ月は、集中して受けられる。週に5単位以上。1単位は、約20分。病院よりは、1単位の時間は短いらしいけど、ひと月で見ればずっと多い。

 

母に動くことを思い出してもらいたい。出来るだけ早く。リハビリのできる環境に戻してあげたい。

 

母の入所したのは、ユニットタイプの老健

 

老健には、従来型とユニット型、という部屋の作りと在宅強化型というシステムの違いがあるようだ。

 

比較的新しいところは、ユニット型といって、10くらいの個室を一つのグループ単位(ユニットと呼ぶ)でみるところが増えている。

 

従来型は、多床で2人部屋とか4人部屋だ。ユニット型は個室。

 

どちらもひとりの占有面積に決まりがあり、4人部屋もカーテンや簡易家具で仕切られて、プライベートスペースっぽくはなっている。

 

ユニット型は、個室なので静かで落ち着くが、淋しい気もする。個人の性格にもよるけど、どっちがいいのかはそれぞれだなあと思う。

 

家具は備え付けを使用するので、身の回りの着替えなどを持参するだけでいい。短期間の仮住まいって感じ。テレビの持ち込みも出来る。

 

母には、ただの箱で言葉が理解できないので、見ようとしない。

 

施設のユニットの真ん中にリビングスペースがあり、テレビや食事のテーブルが置かれているので、そこで見ればいい。

 

母の施設は、割と大きい方かな。レクリエーションが活発な施設は、にぎやかだ。人とコニュニケーションが取れるので、気も紛れていいと思う。

 

毎日体操したりカラオケしたりと楽しそうだ。母の施設は、レクリエーションがほぼ無い。あまり、楽しいという感じではない。

 

もともとの母は、友人とではなくひとりで過ごす事が多かったので、静かな環境で良いかなあ。家が一番なのだろうけど。

老健での母

四つ葉のクローバー

母の様子は、入院していたときとあまり変わりありません。病衣から、自分の私服になりました。日中は、スウェット。

 

夜間はパジャマに着替えさせてもらいます。

 

でも、ほとんどベッドの上です。静かに1日を過ごしています。車椅子に座っている時間も、少しずつ長くしてくれているようです。(すぐに疲れてしまうので)

 

個室になったので、面会時ゆっくりとできます。

 

会話をすることができないので、顔を見て、手や足のマッサージを一時間くらいしてから帰ります。

 

爪はびっくりするくらい早く延びるので、しょっちゅう切ります。

 

何か、持ってきてほしいもの無い?って聞いても返事がないのと写真を持っていっても見ようとしない。

 

一人で、ずっと話しかけるだけなのは、少しさみしい。

 

リハビリの効果で、いつか自分で車椅子に移れるようになれたらいいなあ。そんな希望を持ちながら、老健での生活を支えていきたいと思う。

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