掛け紙の決まりごと「結婚」の場合

こんにちは、りえです。

仕事で日常的に掛け紙をかけてます。

マニュアルはあるけれど、それぞれの贈り物の背景が存在するので、多種多様にご提案していきます。

結婚について掘り下げてみたいと思います!

ご結婚に関する掛け紙は「紅白10本、切り結び」

掛け紙には水引の色が、お喜びごととお悔やみ事で違います。

喜び事は、紅白、金銀。
お悔やみ事は、黒白や黄白を用います。

正式には、奉書紙にこよりで作った水引を結びます。

昔、こよりを結ぶ時に巫女が、くわえた時に紅がついて赤く染まったと言われています。
半分色が違います。

水引の基本の本数は5本。

結婚の場合は、2つの家族がひとつになるので、5本+5本=10本と考えられています。

10本の水引は、結婚にしか使いません。

結婚は、特別扱いです。

蝶結びと切り結び。

水引の結び方には、大きく二通りあります。

見た通り、蝶々結び。
輪っかが2つ並んでいます。
端の紐を引っ張ると解ける結び方ですので、解けても良い、何回もあるお慶び事に使います。

切り結び。
端の紐を引っ張っても、解けることがありません。

一度きりの方が良い物事に使います。
お悔やみ事やご結婚です。

病気の御見舞もそうです。

火事見舞いには、奉書紙を使います。
水引は使いません。

切り結びのときは、のしは使いません。
のしは、アワビを伸ばした熨斗鮑を簡略化したものです。

生臭いので、弔事には使いません。

ご結婚のときだけ、のしを使用します。
一度だけで良いお祝い事は、ご結婚だけだからです。

結納前と結納後

結婚式に招待されておくる金封であったり、お品物であったり。
結婚祝をもらったのでお返しする。

その時はこの、結婚用の掛け紙を使います。

その分岐点。

結納が、基準になります。

では、結納前はどうなんでしょう?

結婚に関するご挨拶。

実際に売り場で遭遇することの多いご相談の一つが、これです。

結婚することになりました。
まだ、結納はしていません。

この場合は、考え方としては一般的な水引になります。
掛け紙をかけるのではあれば、紅白の蝶結びです。

でも、結婚することが決まっていて仲人のお願いに行く。
とか。

お世話になった方に先にお知らせしておきたい。

と、様々なシーンが人生にはありますよね。

どうしたら良いのか分からない。

結婚してないのに、まだお祝いももらってないのに。
10本の結びきりの掛け紙をかけてしまうとお祝いを催促しているようにも思ってしまいます。

そういう時は、掛紙はかけないほうが無難だと思います。

包装だけでも、失礼にはなりません。

手土産としてお持ちするのなら、蝶結びの掛け紙で問題もありません。

しかし、
古来からの土地の風習があるところは、その土地の作法に合わせて頂きたいと思います。
ご結婚は、デリケートな問題が含まれますので、ご親戚のご意見は尊重しましょう。

結納も結婚式も近年は、簡略化されていますが、
一定の決まりごとは、押さえておきたいですね。

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