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大塚国際美術館のモナリザの瞳に釘付け。

こんにちは、りえです。 かねてからの念願の美術館に行ってきました! 徳島の鳴門にある大塚国際美術館です。

目次

大塚国際美術館

西洋名画が陶板による複製で展示

車を持っていないりえが、日帰りで一番時間が長く滞在出来るバスツアーで参加してきました。 大塚国際美術館は、山を一つ美術館にしたという巨大な建物でできた美術館です。 滞在時間は約6時間。 全部は、見れませんでした。 感想は、大満足!です。 また、すぐにでも行きたい!と思いました。 島根の足立美術館も良かったですが、あちらは日本画と日本庭園が素晴らしい。 西日本には、素晴らしい私設の美術館がありますね。

感動ポイントを記録しておきたいと思います

すべて現存のサイズで複製

この大塚国際美術館のすごいところは、陶板を使用しているので色あせない。 実際の絵の具のひび割れの状態まで再現されている。 陶板なので傷がつかないため触って感触を楽しめる。 モネの大睡蓮を野外で楽しめる。 絵画はもちろん環境展示も、元のサイズとそっくりそのままで再現されています。 実際には行けない外国にある施設を、日本にいながら擬似体感出来る。 近くで見れる。 学芸員の方の無料ガイドが一日に数回開催されていますので、より楽しむためにはガイドさんと回るのがおすすめです。 ポイント押さえてわかりやすく解説して下さいます。 システィーナもエルゴレコの祭壇も、モネの大睡蓮もすごいけど、トルコの聖テオドールの壁画が一番感動した。 行きたかったから。 そして、行けないかも知れないと思っていたから。 厳かな雰囲気でした。 感動しすぎて、写真取るの忘れてました。

ミケランジェロのフレスコ画

ミケランジェロは彫刻家として有名です。ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂。 かなりの大きさです。 天井の絵画を見るだけでもクビが疲れます。 それを描いたって、すごいです。 天井部分は30代の時に4年。 正面部分は60過ぎてから5年。 正面部分には、抜け殻になった自分も描いています。 すごいのは、下から見た時に見えるように計算して大きさを変えて描いているところです。 いやいや描いたにしてはすごいです。

ダ・ヴィンチ最後の晩餐

復元されたものと復元前のものが向かい合わせで、飾られています。 長い年月をかけて継ぎ足されていたのもを、消してダ・ヴィンチが描いたものだけにすると、見えてきた発見が。 ユダの手には金貨の入った袋が握られている。 一番右のおじさんは、ひげが無かった。 美術の世界も進歩して、復元技術がすごいですね。 美術館ができた時は、まだ復元前のものだったので、復元後に作りなおしたので二枚あるそうです。 比べられるという副産物ですね。 複製展示の本来の意義を、発揮していると思います。

トイレにも名画あり

これは手洗い付近ですが、個室の中にもありましたよ。

写真をたくさん

できるだけゆっくりと見たいと思って、あまり写真には残しませんでした。 いつでも、行ける。 また行こう、そんな気持ちもあります。 そんな中で、好きなものを数点ご紹介したいと思います。

コナンの映画のモチーフにもなっていたヒマワリ

特別展示されていました。 火事で消失してしまったゴッホの幻のヒマワリです。 文献を元に復元されました。 この世には現存していません。

モネの大睡蓮

モネの遺言は、3つ。 他のものとは一緒に展示しない。 壁は白にする。 自然光で鑑賞する。 フランスのオランジュリーでは、モネのために白い壁の大きな部屋を用意しています。 自然光が入るように工夫されているそうです。 それも見てみたいです。 陶板なので、野外で展示することが可能。 藤棚のありました。 青い睡蓮も実際に咲かすそうです。 睡蓮の咲く頃に、行きたいですね。 睡蓮の池を望むカフェでケーキセットを頂きました。 次回はパンケーキを食べたいと思います。

大好きなセザンヌ

印象 日の出

モネの印象派の名のもととなった作品 特別展示でした。

愛するクレー

クレーの版画展も行きました。

日本人は大好きゴッホ

肖像画だけでも長蛇の列でしたよね。

ピカソ

ピカソの抑えきれない心の叫びが聞こえました。

四国に行かれる時にはぜひ立ち寄って欲しい

とても良かったです。 絵画に興味のある人は、一度出かけてみてください。 学生の時に見たセザンヌ。シャガール。ゴッホ。最近では、クレーとフェルメール。 日本で見れるのは、その時に数点だけだ。 モナリザは美しかった。 あんなに鮮明なモナリザが見れるようになっていた、 修復技術もそうだし、それを複製する技術もまた素晴らしい。 モナリザは、ひっそりと微笑みを浮かべていました。 じっくりと見ることが出来ました。 幸せでした。
りえ: 短大を卒業して、気づけば30年。デパートで販売しています。更年期の体調不良に悩まされ、バセドウ病で休職、復帰した途端に両親の介護が始まりました。人生まだ半分!これからこれから!
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